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コラム
COLUMN
2026.06.14(Sun)

SEOに強いホームページ制作会社の見分け方|“強い”の嘘を見抜く依頼前チェックリスト

Colorful hero banner promoting an SEO-focused web production company, with charts and a magnifying glass icon in the corner.
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この記事の要点(3つの結論)

  1. 「SEOに強い」は定義が会社ごとにバラバラ発注者が思う「上位表示で問い合わせが増える」と、制作会社が言う「WordPressで作るからSEOに強い」は、まったく別物です。言葉ではなく、キーワード設計・サイト構造・コンテンツ・テクニカルSEO・公開後の運用という「中身」で判断するしかありません。
  2. 本当にSEOに強い制作とは、設計から運用までが一本の線でつながった状態を指します。制作の段階でSEOの土台を正しく仕込み、公開後もコンテンツ追加と改善を伴走できる会社だけが、検索流入と問い合わせという最終成果に届きます。「作って終わり」の会社は、技術が高くても成果を出しにくいのが実情です。
  3. 「上位表示保証」「被リンク大量」「独自AIで自動上位化」といった誇張は、具体的な質問を投げれば見抜けます。依頼前チェックリストで設計・実装・コンテンツ・運用・費用・誇張の各観点を確認し、特に「運用」と「誇張」で引っかかる会社は避けるのが、遠回りのようで最も確実な選び方です。

「SEOに強いホームページ制作会社に依頼したい」。この相談を、当社は毎月のように受け取ります。

そして同じくらいの頻度で、「前の制作会社にSEOに強いと言われて作ったのに、半年経っても問い合わせが1件も増えない」という相談も受けます。この二つは、実は地続きの問題です。

「SEOに強い」という言葉が、業界の中であまりに軽く使われすぎているからです。営業トークとしての「強い」と、実際に検索順位と流入と問い合わせを生む「強い」の間には、深い溝があります。

そしてこの溝は、発注する側がSEOの構造を多少なりとも理解していないと、契約前にはほぼ見抜けません。

この記事は、その溝を埋めるために書きました。

SEOに強い制作会社とは具体的に何ができる会社なのか、SEO設計が盛り込まれた制作とはどんな工程を含むのか、「SEOに強い」という言葉のどこに嘘が紛れ込みやすいのか、自社で内製すべきか外注すべきかをどう判断するのか。

最後に、契約のハンコを押す前に必ず確認したいチェックリストを置きました。

当社は業界別担当制で年間250サイト以上の制作・運用に関わる中で、「SEOに強いと言われて作ったが成果が出なかったサイト」をリニューアルする案件を数多く担当してきました。

その現場で見えてきた「効いている制作」と「効いていない制作」の違いを、できるだけ具体的に書いていきます。

なお、本文中の費用や数値は当社の場合の実績や傾向、および一般的な相場をもとにした目安であり、すべての制作会社に当てはまるものではない点はあらかじめお断りしておきます。

そもそも「SEOに強いホームページ制作会社」とは何を指すのか

「SEOに強い」という言葉の最大の問題は、定義が共有されていないことです。発注者が思い描く「強い」と、制作会社が口にする「強い」が、まったく別物であるケースが非常に多い。

ここを言語化しないまま契約に進むと、完成後に「思っていたのと違う」という不満が生まれます。まずはこのズレを丁寧にほどくところから始めます。

発注者が期待する「強い」と制作会社が言う「強い」のズレ

発注者の多くは、「SEOに強い=検索で上位に出て、問い合わせが増える」という最終成果をイメージしています。これは当然の期待です。

一方で、制作会社が「うちはSEOに強い」と言うとき、その中身は会社によって驚くほど幅があります。同じ言葉を使っていても、指しているものが違う。これがすれ違いの根本原因です。

制作会社が言う「SEOに強い」の中身 実際の意味 成果への寄与度
WordPressで作るのでSEOに強い CMSを使っているだけ 低(前提条件にすぎない)
タイトルタグやメタ記述を設定する 最低限の内部対策 低〜中(やって当たり前)
表示速度が速い設計にする 技術的SEOの一部
キーワード設計とサイト構造設計を行う 戦略的なSEO設計
公開後もコンテンツ追加と改善を伴走する 運用込みのSEO 非常に高

問題は、上の表の「低」に該当する内容しかやっていないのに「SEOに強い」と名乗っている会社が一定数存在することです。

WordPressで作ること自体は、もはやSEOの強みでも何でもありません。それは2010年代の感覚です。

今は競合のほとんどがCMSを使っており、「CMSを使う」ことは差別化要因ではなく、出発点にすぎないのです。

  • 「SEOに強い」と言われたら、それが上の表のどの行を指しているのかを必ず確認する
  • 「WordPressだからSEOに強い」という説明だけなら、実質的な強みはないと考えてよい
  • 最も成果に効くのは「キーワード設計+構造設計」と「公開後の運用」の二つ

「制作」と「SEO」は本来別レイヤーの話

ここで一つ、構造的な整理をしておきます。ホームページ制作とSEOは、本来は別レイヤーの仕事です。制作とは、見た目・情報設計・コーディング・CMS実装といった「箱」を作る仕事。

SEOとは、その箱に検索流入を呼び込み、評価されるようにする「継続的な施策」です。この二つは重なる部分もありますが、完全に同じではありません。

つまり「SEOに強い制作会社」とは、正確には「制作の段階でSEOの土台を正しく仕込み、かつ公開後の施策まで設計できる会社」を指します。

制作だけして「あとはご自由に」という会社は、たとえ技術が高くても「SEOに強い」とは言えません。逆に、SEOコンサルだけを提供していて制作実装ができない会社もあります。

この場合、施策の提案はできても実装が伴わず、結局クライアント側が別の制作会社を探すことになります。発注者にとって理想的なのは、設計・実装・運用の三つが連続している状態です。

制作会社選びの全体像については「ホームページ制作会社の選び方」もあわせてご覧ください。

SEOの成果は「制作時点」では確定しない

もう一つ、誤解されがちな点を押さえておきます。SEOの成果は、サイトを公開した瞬間に決まるものではありません。検索エンジンがサイトを評価し、順位が安定するまでには時間がかかります。

当社の場合、新規ドメインのサイトで検索流入が目に見えて動き始めるのは、コンテンツを継続投入してから数か月後というケースが一般的です。

これは特殊な話ではなく、検索エンジンが新しいサイトの内容を理解し、信頼を積み上げていくのに相応の時間がかかるためです。

つまり「SEOに強い制作」とは、公開時点で完成するものではなく、公開後に伸びる余地をどれだけ仕込めているかという話です。

この前提を共有できていない制作会社は、「作って終わり」になりやすく、結果として「SEOに強いと言ったのに伸びない」という不満を生みます。

逆に言えば、公開後の伸びしろを設計に織り込める会社こそが、本当の意味で「SEOに強い」のです。

当社の見解

「SEOに強い」かどうかは、提案資料の最初の数ページを見れば、ある程度見当がつきます。デザイン案と金額がいきなり出てくる提案は、SEOを後回しにしているサインです。

逆に、ターゲットの検索行動やキーワード設計、サイト構造の考え方が冒頭に書かれている提案は、設計から成果を考えている会社だと判断できます。

当社では、見た目の前にまず「誰のどんな検索に応えるサイトか」を定義することを、SEOに強い制作の出発点と位置づけています。

SEO設計が盛り込まれた制作とは|工程ごとに分解する

「SEO設計が入った制作」と「入っていない制作」の違いは、工程を分解すると明確になります。ここでは制作のフェーズを順に追いながら、どこにSEOが組み込まれるべきかを示します。

逆に言えば、ここで挙げる工程が抜けている見積もりは、SEOの土台が弱い可能性が高いと判断できます。

フェーズ1:要件定義・キーワード設計

SEOに強い制作の出発点は、デザインでもコーディングでもなく、キーワード設計です。「誰が、どんな言葉で検索したときに、自社サイトに来てほしいのか」を定義する工程です。

この工程で行うべきことを整理すると、ターゲットユーザーの検索行動の洗い出し、メインキーワード・サブキーワードの選定、検索ボリュームと競合性の評価、検索意図(情報収集なのか、比較検討なのか、今すぐ依頼したいのか)の分類、そしてキーワードとページの対応マップの作成、という流れになります。

ここを飛ばして、いきなりデザインカンプを作り始める制作会社は、SEO設計が弱いと判断してよいでしょう。

「どんな言葉で来てほしいか」が決まっていないのに、ページ構成が正しく決まるはずがないからです。家を建てるときに間取りを決めずに内装から始めるようなもので、後から必ず無理が生じます。

フェーズ2:サイト構造・情報設計

キーワードが決まったら、それをサイトの構造に落とし込みます。SEOの観点では、サイト構造は「検索エンジンが理解しやすく、ユーザーが迷わない」ことが重要です。具体的には次の設計が含まれます。

設計項目 SEO上の意味
ディレクトリ構造 テーマのまとまりを検索エンジンに伝える
パンくずリスト 階層関係を明示し、巡回を助ける
内部リンク設計 重要ページに評価を集める
URL設計 内容を推測できる短く意味のあるURL
ピラー・クラスター構造 一つのテーマを網羅的にカバーする

特に重要なのが、ピラー・クラスター構造の設計です。

一つの大きなテーマ(ピラーページ)に対し、関連する個別テーマ(クラスターページ)を内部リンクでつなぐ構造は、専門性の高いサイトとして評価されやすくなります。

たとえば「ホームページ制作会社」という大テーマに対し、「SEOに強い制作会社」「採用サイト制作」「月額制・サブスク型ホームページ」といった個別記事を関連付けていく形です。

この構造は、制作時点で設計しておかないと後から作り直すのが大変です。だからこそ「SEO設計が盛り込まれた制作」が価値を持ちます。

フェーズ3:コンテンツ設計とライティング

箱だけ作っても、中身がなければ検索されません。SEOに強い制作には、コンテンツの設計とライティングが含まれます。

各ページのターゲットキーワードに沿った見出し構成、検索意図を満たす本文の作成、E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)を意識した情報設計、一次情報や独自の知見の盛り込み、画像のalt属性や代替テキストの整備といった要素です。

ここで注意したいのは、「テンプレートに文字を流し込むだけ」のコンテンツでは検索評価が得にくくなっている点です。

どこかで読んだような一般論を並べただけのページは、検索エンジンからも評価されにくく、ユーザーの行動にもつながりません。

当社の場合、業界別の担当制を敷いているのは、その業界ならではの具体性をコンテンツに反映させるためでもあります。同じ「料金の説明」でも、業界によって読者が気にする論点はまったく違うからです。

E-E-A-Tを高める具体策

抽象的になりがちなE-E-A-Tですが、実務では「経験」と「専門性」を文章に落とし込むことが鍵になります。

具体的には、実際の制作・改善事例から得た知見を書く、数字や手順を具体的に示す、執筆者や監修者の立場を明示する、根拠のない断定を避けて「当社の場合」と限定する、といった工夫です。

一般論の寄せ集めではなく、その会社にしか書けない具体性が、結果的に検索評価と読者の信頼の両方を高めます。

フェーズ4:技術的SEO(テクニカルSEO)の実装

ここは制作会社の技術力が最も問われる領域です。表面的なデザインからは見えにくいぶん、手を抜かれやすい場所でもあります。発注者が確認しにくい領域だからこそ、ここをきちんとやる会社とやらない会社の差が大きく出ます。

技術的SEO項目 確認ポイント
表示速度 画像最適化、不要なスクリプトの削減
モバイル対応 レスポンシブ実装、スマホでの操作性
構造化データ 検索結果での情報表示を助けるマークアップ
XMLサイトマップ 検索エンジンへのページ一覧の提示
クロール・インデックス制御 不要ページの除外、重複の整理
正規化(canonical) 重複コンテンツの評価分散を防ぐ
HTTPS 通信の暗号化

これらは「やって当たり前」の項目ですが、当たり前のことが抜けているサイトは実際に多く存在します。

リニューアル相談で既存サイトを調査すると、構造化データが一切入っていない、サイトマップが送信されていない、表示速度が極端に遅い、といった基本の抜けが見つかることは珍しくありません。

派手な機能より先に、こうした基礎が固まっているかどうかが、SEOの成否を静かに左右します。既存サイトに不安がある場合は「ホームページのリニューアル」もあわせて検討してみてください。

フェーズ5:公開後の計測・改善設計

最後に、公開後の改善をどう回すかの設計です。ここが「作って終わり」の制作会社と「伸ばせる」制作会社の最大の分かれ目です。

アクセス解析ツールの正しい設置、サーチコンソールの登録と監視、コンバージョン計測の設定、順位計測と定期レポートの仕組み、そして改善サイクル(どの指標を見て、何を直すか)の合意。

ここまでが設計に含まれて初めて「SEOに強い制作」と呼べます。公開後にどの数字を見て、誰が、どのタイミングで改善判断をするのか。

この役割分担まで決まっているかどうかを、契約前に確認してください。

よくある「SEOに強い」の嘘・誇張の見抜き方

ここからが本題の一つ、「SEOに強い」という言葉に紛れ込む嘘や誇張の見抜き方です。営業の現場でよく使われる表現を取り上げ、その裏側を解説します。これを知っておくだけで、契約前の防御力が大きく上がります。

嘘パターン1:「上位表示を保証します」

SEOで「特定キーワードでの上位表示を保証する」という表現は、強い警戒信号です。検索順位は検索エンジンのアルゴリズムによって決まり、その評価基準は外部から完全にはコントロールできません。

誰も検索エンジンの順位を保証することはできない、というのが業界の常識です。

「保証」を謳う会社が実際に行っているのは、検索ボリュームがほぼゼロの競合のいないキーワードで「上位表示」を達成する、自社名や非常にニッチな複合キーワードで上位を取り成果と称する、順位が上がらなければ返金という条件で実質的にリスクを発注者に転嫁する、といったケースが多いです。

「保証」という言葉に安心するのではなく、「どのキーワードで、どれくらいの検索ボリュームがあり、それがビジネスにどうつながるのか」を必ず確認してください。

嘘パターン2:「被リンクを大量に付けます」

外部リンク(被リンク)はSEOの評価要素の一つですが、「とにかく数を付ければ上がる」という時代は終わっています。

質の低いリンクを人工的に大量に付ける手法は、検索エンジンからペナルティを受けるリスクすらあります。

「被リンクを◯本付けます」というパッケージ的な提案を受けたら、そのリンクがどこから来るのか、自然な文脈で張られるものなのかを確認すべきです。

実態のないサイト群からのリンクであれば、短期的に効果が出ても長期的にはマイナスになりかねません。

嘘パターン3:「最新のAI・独自ツールで自動的に上位化」

「独自のAIツールで自動的に順位が上がる」「特別なアルゴリズムを持っている」といった説明も注意が必要です。

ツールが補助になることは事実ですが、検索エンジンの評価を魔法のように操作する裏技は存在しません。確認すべきは、そのツールが「何を、どう効率化するのか」が具体的に説明できるかどうかです。

「企業秘密なので言えない」と説明を避ける場合は、中身が薄い可能性を疑ってよいでしょう。

嘘パターン4:「制作費は安いが、SEOは別料金で青天井」

制作費を相場より大幅に安く見せておき、実際に成果を出すためのSEO施策はすべて別料金、というケースもあります。結果として、最初の見積もりよりはるかに高くつくパターンです。

逆に当社の場合は、相場の約半額という価格設定をしていますが、これは無駄な中間コストや過剰な営業体制を省いているからであって、SEOの土台を別料金で吊り上げるための「安さ」ではありません。

安さの理由が説明できる会社かどうかは、一つの判断材料になります。費用の考え方については「ホームページ制作費用の相場」も参考になります。

怪しい表現 見抜くための質問
上位表示を保証します どのKWで、検索ボリュームは?ビジネス貢献は?
被リンクを大量に付けます リンク元はどこ?自然な文脈か?
独自AIで自動上位化 具体的に何を効率化する?根拠は?
制作費が極端に安い SEO施策は別料金か?総額はいくらになる?
必ず効果が出ます 効果の定義は?出なかった場合は?

共通するのは、「具体的に説明できるか」を問うことです。SEOに本当に強い会社は、自社の手法とその限界の両方を、誇張せず具体的に説明できます。

逆に、限界を語らず良いことばかりを並べる会社は、いざ成果が出なかったときの説明責任から逃げる傾向があります。

当社の見解

「必ず効果が出ます」「絶対に上がります」と言い切る会社ほど、当社は警戒すべきだと考えています。

SEOは検索エンジンという外部要因に左右される以上、誠実な会社ほど「ここまではできるが、ここから先は保証できない」という線引きを正直に示すものです。

当社がご提案の際に上位表示保証をしないのは、自信がないからではなく、保証という言葉が発注者を誤解させ、結果的に信頼を損なうと考えているからです。

約束できるのは、効く設計と運用を正直に積み重ねることだけです。

内製と外注、どちらを選ぶべきか

SEOに強いサイトを目指すとき、すべてを外注すべきか、自社で内製すべきかは悩ましい問題です。どちらが絶対に正しいという答えはなく、自社の状況によって最適解は変わります。ここでは判断軸を整理します。

内製・外注それぞれのメリットとデメリット

観点 内製 外注
初期コスト 採用・教育コストが必要 制作費が発生
専門性 担当者の力量に依存 専門知識を活用できる
スピード 立ち上げに時間がかかる すぐ着手できる
ノウハウ蓄積 社内に残る 社内に残りにくい
継続性 担当者の退職リスク 契約継続でカバー
柔軟性 細かい修正がしやすい 都度依頼が必要

内製が向いているケース

社内にWeb・SEOの知見を持つ人材がすでにいる、長期的にWebを事業の核に据えていく方針が明確、コンテンツを継続的に生み出せる体制がある、試行錯誤を社内で回す時間的余裕がある。

こうした条件がそろっているなら、内製は有力な選択肢です。ノウハウが社内に蓄積し、細かな改善も機動的に回せます。ただし、SEOの専門人材を採用・育成するのは簡単ではありません。

一人の担当者に依存すると、その人が辞めた瞬間に運用が止まるリスクもあります。

外注が向いているケース

自社にWeb・SEOの専門人材がいない、早期に成果を出したい、本業に集中したい、最新のSEO動向を追い続ける余裕がない。こうした場合は外注が向いています。

専門知識をすぐに活用でき、立ち上げが速いのが利点です。一方で、ノウハウが社内に残りにくい点や、都度依頼が必要になる点は意識しておく必要があります。

現実的な落としどころ:ハイブリッド型

実務上、最も現実的なのは「設計と土台づくりは外注、運用の一部は内製」というハイブリッド型です。

サイト構造やテクニカルSEOといった専門性の高い部分は制作会社に任せ、自社の業界知識が活きるコンテンツの一部を内製する、という分担です。

当社の場合、業界別担当制を敷くことで、クライアント側の業界知識と当社のSEO・制作ノウハウを組み合わせやすくしています。

また、継続率90%以上という数字は、こうした伴走型の関係が機能している一つの表れだと考えています。「丸投げ」でも「丸抱え」でもなく、役割分担を明確にできるパートナーを選ぶことが重要です。

制作会社のSEO実力を見極める具体的なチェック方法

カタログやヒアリングの言葉だけでは、SEOの実力は分かりません。ここでは、発注前に自分で確認できる具体的なチェック方法を紹介します。どれも特別なツールは不要で、その気になれば誰でも実行できます。

その1:制作会社自身のサイトを検索してみる

最もシンプルで効果的な方法です。「SEOに強い」と謳う会社が、自社サイトでどのようなキーワードで上位に出ているかを調べます。

自社のサイトすらSEOで成果を出せていない会社が、クライアントのサイトで成果を出せる可能性は高くありません。

ただし、自社サイトでの上位表示が必ずしも実力の証明とは限らない点には注意が必要です。広告で集客している会社もあるからです。あくまで一つの判断材料として見ます。

その2:制作実績の「公開後」を確認する

実績紹介でデザインの美しさをアピールする会社は多いですが、SEOの実力を見るなら「公開後にそのサイトがどうなったか」を聞くべきです。公開後、検索流入はどう変化したか。

どんなキーワードで流入が増えたか。問い合わせや成約にどうつながったか。これらを具体的な数字や事例で語れる会社は、運用まで見ている可能性が高いです。

逆に「作っただけ」の会社は、公開後の話になると急に曖昧になります。集客の観点での見極めは「集客できるホームページの作り方」も参考にしてください。

その3:提案書にキーワード設計が含まれているか

見積もりや提案の段階で、キーワード設計やサイト構造の話が出てくるかを見ます。いきなりデザイン案と金額だけを出してくる会社は、SEOを後回しにしている可能性があります。

設計の話が先にあるかどうかは、その会社の優先順位を映す鏡です。

その4:テクニカルSEOの質問への回答を見る

簡単な技術的な質問を投げてみるのも有効です。構造化データはどこまで実装しますか。表示速度の目標値はありますか。サーチコンソールの設定と監視は含まれますか。

公開後のインデックス状況はどう確認しますか。これらに具体的に答えられるかどうかで、テクニカルSEOへの理解度が測れます。曖昧な答えしか返ってこない場合は、実装も曖昧になりがちです。

その5:契約後の運用体制を確認する

「作って終わり」か「伸ばす」かは、運用体制に表れます。公開後に誰が、どの頻度で、何を見て改善するのか。レポートはどんな内容で、どんな提案が伴うのか。

ここを契約前に確認しておくと、ミスマッチを防げます。運用体制を具体的に説明できない会社は、公開後の伴走を想定していない可能性があります。

  • 制作会社自身のサイトが、意味のあるキーワードで検索上位に出ているか
  • 実績の「公開後の数字」を具体的に語れるか
  • 提案書の冒頭にキーワード設計・構造設計があるか
  • テクニカルSEOの質問に具体的に答えられるか
  • 公開後の運用体制(誰が・いつ・何を見るか)が明確か

依頼前チェックリスト|契約のハンコを押す前に

ここまでの内容を、実際に使えるチェックリストにまとめます。発注前にこの項目を一つずつ確認してください。一つでも引っかかる項目があれば、その場で質問して解消しておくのが鉄則です。

設計フェーズに関するチェック

  • キーワード設計が制作工程に含まれているか
  • サイト構造・情報設計の提案があるか
  • ピラー・クラスターなどの構造設計の考え方を持っているか
  • 検索意図に基づいたページ設計をしているか
  • ターゲットユーザーの定義から始めているか

実装フェーズに関するチェック

  • テクニカルSEO(速度・構造化データ・サイトマップ等)に対応するか
  • モバイル対応・表示速度の基準を持っているか
  • CMSの選定理由を説明できるか
  • 計測ツールの設置が含まれているか

コンテンツに関するチェック

  • コンテンツ設計・ライティングが含まれるか、別料金か
  • テンプレートではなく独自性のある内容を作れるか
  • 業界知識を反映できる体制か

運用フェーズに関するチェック

  • 公開後の改善・運用が含まれるか
  • レポートの頻度と内容が明確か
  • 改善提案が伴うか
  • 担当者の体制(誰が見るのか)が明確か

誇張・嘘/費用・契約に関するチェック

  • 「上位表示保証」など過剰な約束をしていないか
  • 手法とその限界を正直に説明しているか
  • 料金の総額と内訳が明確か、別料金の項目が明示されているか
  • 契約期間と解約条件が明確か
  • データやドメインの所有権が自社に残るか

このチェックリストのうち、「運用フェーズ」と「誇張・嘘」の項目で引っかかる会社は、たとえ制作技術が高くても「SEOに強い」とは言いにくいというのが、当社の率直な見解です。

ケースで見る|「SEOに強い」と言われて失敗した例と改善した例

抽象論だけでは伝わりにくいので、当社が関わった傾向をもとに、典型的なパターンを再構成して紹介します(個別企業を特定しない形にしています)。

失敗例:デザイン重視で中身が空のサイト

ある企業は、デザインの美しさを売りにする制作会社に「SEOにも強い」と言われて依頼しました。

完成したサイトは見た目こそ洗練されていましたが、ページ数が少なく、各ページの文章量も乏しく、ターゲットキーワードがほとんど設計されていませんでした。

結果として、公開後半年が経っても検索流入はほぼ増えず、問い合わせも横ばい。

調査すると、構造化データは未実装、サイトマップは未送信、コンテンツは会社案内的なものばかりで、検索ユーザーの悩みに応える内容が一切ありませんでした。

「SEOに強い」の中身が、実際にはWordPressで作っただけだったのです。

改善例:構造とコンテンツを設計し直す

リニューアルにあたって行ったのは、派手な作り直しではありません。まずキーワード設計をゼロからやり直し、ターゲットが検索する言葉を洗い出しました。

そのうえでサイト構造を再設計し、ピラー・クラスター構造でテーマを整理。各ページに検索意図を満たすコンテンツを継続的に追加していきました。

技術面では、構造化データの実装、サイトマップの送信、表示速度の改善といった基本を一つずつ潰しました。これらは派手ではありませんが、抜けていると確実に足を引っ張る項目です。

公開後は、サーチコンソールで流入キーワードを監視しながら、伸びしろのあるページを優先的に改善していきました。

当社の場合、こうした地道な改善の積み重ねによって、数か月単位で検索流入が変化していくケースが一般的です。短期の魔法ではなく、設計と運用の積み重ねが効くというのが、現場の実感です。

この対比から分かること

二つの例の違いは、技術力の高低ではありません。「SEOを設計の段階から組み込み、公開後も運用し続けたか」という一点に尽きます。

「SEOに強い制作会社」を選ぶとは、この設計と運用の連続性を持つ会社を選ぶことにほかなりません。

SEOに強い制作を実現するためのドメイン・CMS・運用の前提知識

最後に、発注者が知っておくと交渉や判断に役立つ前提知識を補足します。ここを押さえておくと、制作会社との会話の解像度が一段上がります。

ドメイン・サーバーは「自社の資産」として確保する

意外と見落とされがちなのが、ドメインとサーバーの所有権です。制作会社の管理下にドメインがあると、契約解除時にサイトごと失うリスクや、別の会社に移管できないリスクが生じます。

SEOで積み上げたドメインの評価は資産です。必ず自社名義で確保しましょう。契約書に所有権の所在が明記されているかも、あわせて確認してください。

CMS選定はSEOの土台になる

CMSの選択は、その後の運用のしやすさを左右します。更新のしやすさ、拡張性、セキュリティ、テクニカルSEOへの対応のしやすさなどを総合的に判断します。

「とりあえずWordPress」ではなく、なぜそのCMSなのかを説明できる会社が望ましいです。CMSは一度決めると乗り換えコストが大きいため、最初の選定が後々まで効いてきます。

コストを抑えながらSEOを継続する選択肢

SEOは継続が前提です。とはいえ、毎月高額な運用費を払い続けるのが難しい企業も多いでしょう。

当社の場合、月額制でホームページの制作・運用を提供するサブスク型サービス「らくウェブ」(月9,800円〜)のように、初期費用と月額費用のバランスを取った選択肢も用意しています。

継続できる費用設計であることは、SEOにおいて見落とせない要素です。サービスの詳細は「月額制・格安ホームページ(らくウェブ)」をご覧ください。

採用目的のサイトでもSEOは効く

SEOは集客サイトだけのものではありません。採用サイトでも、「業界名+採用」「職種+求人」といった検索からの流入は重要です。

求職者は検索で企業を調べてから応募するため、採用サイトのSEOは応募数に直結します。採用に特化したサイト制作については「採用サイト制作」も参考になります。

SEOに強いサイトを支える運用体制と、よくある運用の落とし穴

制作が終わってからが、SEOの本番です。ここでは公開後にどんな体制で何を回せば「伸びるサイト」になるのか、そして多くの企業がつまずく運用の落とし穴を具体的に整理します。

設計がどれだけ優れていても、運用が止まればサイトは静かに評価を落としていきます。

SEO運用は「コンテンツ追加」と「既存改善」の両輪で回す

SEO運用というと「とにかく記事を増やす」というイメージを持たれがちですが、実際には新規コンテンツの追加と、既存ページの改善という二つの作業を並行して回すのが効果的です。

新規追加は、まだカバーできていない検索ニーズを拾い、サイト全体の網羅性を高めます。一方、既存改善は、すでに少しずつ評価され始めているページに手を入れ、順位や流入を底上げする作業です。

多くの場合、ゼロから新規ページを上位化させるより、あと一歩で上位に届きそうな既存ページを磨くほうが、短期的な成果は出やすいものです。

当社の場合、サーチコンソールで「表示はされているがクリックされていない」「あと数位で1ページ目」というページを見つけ、優先的に改善する進め方を取ることが多いです。

更新頻度より「検索意図への一致」を優先する

「毎週更新すればSEOに効く」と考える方は少なくありませんが、更新頻度そのものが順位を直接押し上げるわけではありません。重要なのは、更新の中身が検索意図にどれだけ一致しているかです。

中身の薄いページを大量に増やすと、かえってサイト全体の評価を下げることすらあります。質の低いページが増えれば、サイト全体の平均的な信頼度が薄まるからです。

頻度を追うのではなく、一つひとつのページが「その検索をした人の疑問を本当に解消できているか」を基準に運用するほうが、結果的にSEOに効きます。

よくある運用の落とし穴

落とし穴 なぜ問題か 対処の方向性
公開後に計測ツールを見ない 何が効いて何が無駄か分からない 月次でサーチコンソール・解析を確認する習慣を作る
古い情報を放置する 信頼性が下がり離脱も増える 料金・実績・サービス内容を定期的に見直す
キーワードを詰め込みすぎる 不自然な文章は評価もされず読みにくい 読者にとって自然な文章を最優先にする
担当者が交代して引き継ぎが切れる 運用の方針と履歴が失われる 方針・キーワード・改善履歴を文書で残す
成果が出る前にやめてしまう SEOは時間がかかるため積み上げが無駄になる 数か月単位の時間軸を前提に設計する

これらの落とし穴に共通するのは、「短期で結果を求めすぎる」か「公開後に放置する」かのどちらかです。SEOは、正しい方向に地道に継続できるかどうかで成果が決まります。

逆に言えば、派手な施策がなくても、基本を継続できる企業は着実に伸びていきます。

運用を止めないための仕組み化

運用が止まる最大の原因は「誰が・いつ・何をやるか」が決まっていないことです。

当社の場合、月次でレポートを共有し、その場で次の一手(追加するページ、改善するページ)を一緒に決める進め方を取っています。

担当者任せにせず、定例の場で次のアクションを決めてしまうことで、運用が自然に続く仕組みを作ることが重要です。継続率90%以上という数字も、この「止まらない仕組み」の積み重ねだと考えています。

業種別に見る「SEOに強い制作」のポイント

SEOの基本は共通していますが、業種によって効くキーワードや重視すべき点は変わります。ここでは代表的な業種ごとに、SEOで押さえるべきポイントを整理します。自社の業種に近いものを参考にしてください。

地域密着型ビジネス(店舗・士業・クリニックなど)

地域に根ざしたビジネスでは、「地域名+業種」「地域名+サービス」といった検索が決定的に重要です。

「丸の内 税理士」「千代田区 内科」のように、地域名を含む検索で上位に出られるかが集客を左右します。

この場合、サイト内に地域情報やアクセス、対応エリアを明確に記載し、地図情報サービスとの連携も整えることが基本になります。

全国を相手にするより、まず地域での存在感を固めるほうが、限られたリソースで成果を出しやすい領域です。

専門サービス・BtoB

BtoBや専門性の高いサービスでは、検索する人がすでに課題を抱えており、比較検討の段階にいることが多いです。

そのため「課題+解決方法」「サービス名+比較」「サービス名+費用」といったキーワードに対応するコンテンツが効きます。

専門性を示す具体的な事例や、判断を助ける比較情報を充実させることが、信頼の獲得につながります。BtoBは検討期間が長いぶん、情報収集段階から接点を持っておくことが効いてきます。

採用目的のサイト

採用サイトでは、求職者が検索する「企業名+評判」「業界名+求人」「職種+募集」といった言葉が重要です。

求職者は応募前に必ず企業を調べるため、検索で正しい情報に出会えるかどうかが応募数に直結します。採用に特化したサイト設計については「採用サイト制作」で詳しく解説しています。

当社の見解

業種を問わず、SEOで成果を出している企業に共通するのは「自社の言葉ではなく、お客様の言葉で検索を考えている」点です。専門家ほど業界用語で語りがちですが、検索する側は素朴な言葉を使います。

当社が業界別担当制を敷いているのは、その業界の検索者がどんな言葉で・どんな順番で情報を探すのかを、担当者が肌感覚で理解したうえで設計するためです。

業種の事情を踏まえたキーワード設計こそ、SEOに強い制作の出発点だと考えています。

SEOに強い制作で「費用」をどう考えるか

SEOに強いサイトを目指すとき、避けて通れないのが費用の問題です。ここでは、初期費用と運用費用をどう切り分けて考えるべきか、そして「安さ」と「成果」のバランスをどう判断すべきかを整理します。

費用の構造を理解しておくと、見積もりを見たときに何が適正で何が割高かを自分で判断できるようになります。

「初期費用」と「運用費用」は別物として考える

SEOに強い制作の費用は、大きく「初期にかかる制作費」と「公開後に継続してかかる運用費」に分かれます。多くのトラブルは、この二つを混同することから起きます。

初期費用だけを見て「安い」と契約したものの、成果を出すための運用がすべて別料金で、結局高くついた――というのが典型的な失敗です。

逆に、初期費用が高くても運用まで含まれていれば、トータルでは割安なこともあります。

見積もりを比較するときは、必ず「公開後にいくらかかるのか」「どこまでが初期費用に含まれるのか」をそろえて比べることが重要です。

SEOにかかる費用の主な内訳

費用項目 初期/継続 内容
キーワード設計・構造設計 初期 SEOの土台となる戦略づくり
サイト制作・テクニカルSEO実装 初期 箱の制作と技術的な仕込み
初期コンテンツ制作 初期 公開時点で用意するページの執筆
コンテンツ追加・改善 継続 公開後に増やす・磨くページ
計測・レポート・改善提案 継続 データを見て次の一手を決める運用

この表のうち、初期だけで終わるものと、継続的に発生するものがあることを理解しておくと、見積もりの読み解きが楽になります。

とくに「コンテンツ追加」と「計測・改善」は継続費用であり、ここが含まれているかどうかが、成果に直結します。詳しい相場の考え方は「ホームページ制作費用の相場」も参考にしてください。

「安さ」をどう判断するか

安い制作費そのものが悪いわけではありません。問題は「なぜ安いのか」が説明できるかどうかです。中間コストや過剰な営業体制を省いて安くしているなら、その安さは健全です。

一方、SEOの土台となる工程を削って安くしているなら、後から成果が出ずに作り直すことになりかねません。

当社の場合、相場の約半額という価格設定をしていますが、これは無駄を省いた結果であって、設計や運用の質を落とした安さではありません。

安さの理由を堂々と説明できる会社かどうかが、判断の分かれ目になります。

継続できる費用設計が成果を左右する

SEOは継続が前提のため、最初に大きく投じて運用が続かなくなるより、無理なく続けられる費用設計のほうが結果的に成果につながります。

当社の場合、月額制でホームページの制作・運用を提供するサブスク型サービス「らくウェブ」(月9,800円〜)のように、初期費用を抑えて継続しやすい料金設計の選択肢も用意しています。

詳細は「月額制・格安ホームページ(らくウェブ)」をご覧ください。継続できるかどうかは、SEOにおいて費用の額そのものと同じくらい重要な論点です。

発注前の準備|自社側で整えておくとSEOが効きやすくなること

SEOに強いサイトを作れるかどうかは、制作会社の実力だけで決まるわけではありません。発注する側がいくつかの準備を整えておくと、設計の精度が上がり、結果としてSEOの成果も出やすくなります。

ここでは、依頼前に自社で用意・整理しておきたいことをまとめます。準備があるほど、打ち合わせも具体的になり、無駄な手戻りが減ります。

自社の強みと「選ばれる理由」を言語化しておく

SEOで上位に出ても、ページの中身に「選ばれる理由」がなければ問い合わせにはつながりません。

自社が競合と比べて何が違うのか、どんな顧客にどう喜ばれてきたのかを、できるだけ具体的に言語化しておきましょう。

これは制作会社が一次情報として活用でき、E-E-A-Tを高めるコンテンツの素材になります。社内では当たり前すぎて気づかない強みこそ、外から見ると価値がある場合が多いものです。

顧客からよく受ける質問・相談を集めておく

実際の顧客が抱く疑問は、そのまま検索キーワードであり、コンテンツのネタです。営業や問い合わせ対応の現場でよく受ける質問を集めておくと、検索意図に合ったページを効率よく設計できます。

現場の生の声は、机上のキーワード調査だけでは拾えない貴重な一次情報です。

既存サイトがあるなら、現状データを用意する

リニューアルの場合、既存サイトのアクセス解析やサーチコンソールのデータがあると、何が機能していて何が課題かを正確に把握できます。

データがあれば、評価されているページを引き継ぎ、課題のあるページを重点的に改善するといった、無駄のない設計が可能になります。

URL構造を変える際の評価の引き継ぎについては「ホームページのリニューアル」もあわせてご覧ください。

  • 自社の強み・選ばれる理由を具体的に言語化しておく
  • 顧客からよく受ける質問・相談を一覧にしておく
  • 既存サイトのアクセス解析・サーチコンソールのデータを用意する
  • 来てほしいターゲットと、達成したいCV(行動)を決めておく

こうした準備は、制作会社に丸投げするより、はるかに精度の高いSEO設計につながります。

当社の場合も、業界別担当がこうした素材を一緒に整理するところから入ることで、その会社にしか書けない具体性のあるコンテンツを作りやすくしています。

よくある質問

Q1. SEOに強い制作会社に頼めば、すぐに検索順位は上がりますか?

すぐには上がりません。検索エンジンがサイトを評価し、順位が安定するまでには時間がかかります。

当社の場合、新規ドメインのサイトで検索流入が動き始めるのは、コンテンツを継続投入してから数か月後というケースが一般的です。「すぐ上がる」と断言する会社のほうが、むしろ警戒すべきです。

Q2. 「上位表示保証」を謳う会社は信頼できますか?

検索順位はアルゴリズムによって決まるため、本来は誰も保証できません。

「保証」を謳う場合、検索ボリュームのほぼないキーワードで達成しているケースが多く、ビジネス成果に結びつかないことがあります。

保証という言葉ではなく、どのキーワードでどんな成果を目指すのかという中身を確認してください。

Q3. 安い制作会社はSEOに弱いのでしょうか?

価格と実力は必ずしも比例しません。重要なのは「安さの理由」が説明できるかどうかです。中間コストや過剰な営業体制を省いて安くしている場合もあれば、必要な工程を削って安くしている場合もあります。

当社の場合は相場の約半額という設定ですが、これは無駄を省いた結果であり、SEOの土台を削っているわけではありません。

Q4. 既存サイトをリニューアルすればSEOは改善しますか?

リニューアルは改善の機会ですが、やり方を誤ると逆効果になることもあります。URL構造の変更を雑に行うと、それまで積み上げた評価を失うリスクがあるためです。

リニューアル時はリダイレクト設計や既存の評価の引き継ぎを慎重に行う必要があり、ここを理解している会社かどうかが重要です。詳しくは「ホームページのリニューアル」をご覧ください。

Q5. 制作と運用は同じ会社に頼んだほうがよいですか?

必ずしも同じである必要はありませんが、設計・実装・運用が連続していると、責任の所在が明確になり改善も速くなります。

制作だけ別会社、運用だけ別会社という形だと、問題が起きたときに責任が曖昧になりがちです。一貫して伴走できる体制があるかは、一つの判断軸になります。

Q6. キーワード設計は自社でやってもよいですか?

もちろん可能です。自社の顧客がどんな言葉で検索するかは、現場を知る自社が最もよく分かっている部分でもあります。

理想は、自社の業界知識と制作会社のSEOノウハウを持ち寄って一緒に設計することです。当社が業界別担当制を取っているのも、この共同作業をしやすくするためです。

Q7. SEOにかける予算の目安はどう考えればよいですか?

一律の正解はありませんが、「初期制作費」と「公開後の運用費」を分けて考えるのが基本です。

SEOは継続が前提のため、初期に全額を投じるより、無理なく継続できる月額の枠を確保するほうが成果につながりやすいです。費用の全体像は「ホームページ制作費用の相場」を参考にしてください。

Q8. 成果が出ているかどうかは、どの数字で判断すればよいですか?

最終的にはビジネス成果(問い合わせ・成約)ですが、その手前の指標として、検索流入数、対象キーワードの順位、対象ページの表示回数とクリック率などを見ます。

これらを定期的にレポートし、改善提案まで伴う会社かどうかが、運用力の見極めポイントになります。

「今のSEO、本当に効いていますか?」現状の簡易診断から承ります

無理な上位表示保証や過剰な約束はいたしません。現実的に効く設計と運用を、業界別担当が正直にご提案します。

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運営:株式会社Acsport(アクスポート)/東京・千代田区丸の内。年間250サイト以上の制作・改善を支援。※費用・数値は当社の制作実績および一般的な相場をもとにした目安です。
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