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2024.11.01(Fri)

クリニックにおけるSEO対策の重要性

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はじめに:クリニックにおけるSEO対策の重要性

近年、患者さまが医療機関を探す方法は大きく変化しました。インターネットやSNSの普及に伴い、地域のクリニックを探す際にも検索エンジンを利用するケースが増えています。とくに若年層だけでなく、中高年層でもスマートフォンやパソコンを用いた検索は当たり前になりつつあります。

このような背景の中、クリニックがWebサイトを持つことはもはや当たり前になりました。しかし、単にWebサイトを開設しただけでは患者さまに見つけてもらえず、十分な集客効果を得られないのも事実です。検索エンジンで上位表示を狙うために必要となる施策が「SEO対策」。そこで本記事では、クリニックがSEO対策を実施するうえで気をつけるべきポイントを総合的に解説いたします。

医療系のSEO対策には特有のルールが存在し、一般的な企業のSEOとは異なる注意点も多いです。正しい知識を身につけ、Googleなどの検索エンジンでクリニックの魅力をしっかりアピールできるよう、本記事を最後までご覧ください。

クリニックがSEOを行う前に理解しておくべき基礎知識

まずは、SEOに取り組む前提として、いくつか押さえておきたい基本的なポイントをお伝えします。クリニックがSEOを進めるうえでは、一般的なSEOの概念に加えて、医療関連のガイドラインや法規制にも目を配る必要があります。ここでは前提となる考え方からスタートしましょう。

SEOとは何か:検索エンジン最適化の基本概念

SEO(Search Engine Optimization)とは、検索エンジンの検索結果ページ(SERPs)で自社サイトを上位に表示させるためのさまざまな施策の総称です。Googleをはじめとする検索エンジンは独自のアルゴリズムを持ち、ユーザーが入力したキーワードに対して、最も関連性が高いと判断したサイトを上位に表示します。

具体的には以下のような対策が含まれます。

  • サイト構造の最適化(サイトスピードやモバイル対応などの技術的要素)
  • ユーザーにとって有益なコンテンツ(情報)の提供
  • キーワードの選定と適切な配置
  • 被リンク(他サイトからのリンク)獲得施策
  • 地域要素を含むローカルSEO

クリニックのSEOにおいてもこれらの基本要素は欠かせません。特にユーザーが求める医療情報を正しく発信しながら、信頼度(Authority)の高いサイトを構築していくことが鍵となります。

医療広告ガイドラインとSEOの関係

クリニックがSEOを行うにあたり、必ず意識しなければならないのが「医療広告ガイドライン」です。これは医療法に基づいて定められており、医療広告(Webサイトも含む)で表現してはいけない内容や、虚偽広告の禁止事項などが示されています。

ガイドラインに違反する恐れがある表現をホームページに掲載すると、行政指導の対象となる可能性があるだけでなく、検索エンジンからもペナルティを受ける可能性があります。対策としては次の点に注意しましょう。

  • 治療効果や手術実績などの数字を掲載する際は正確さを担保する
  • 実施していない治療法を掲載しない
  • 誇大広告や虚偽表現を避ける(「絶対治る」「必ず成功」など)
  • ビフォーアフター写真を掲載する場合はガイドラインを順守する

ガイドラインをしっかり理解し、正確な情報を載せることが何よりも大切です。SEO対策以前に、クリニックを取り巻く法令やルールを遵守していないと、信頼性が大きく損なわれてしまいます。

クリニックSEOで特に気をつけたいポイント

ここからは本題となる「クリニックがSEOを行ううえでの注意点」について、より具体的に深掘りしていきましょう。医療系サイトには独特の注意点があり、これを把握しているかどうかで成果に大きな差が出てきます。

医療・健康分野特有のGoogleガイドライン

Googleは独自に「医療・健康分野」における検索結果の品質を厳しく評価しています。これは医療や健康に関する情報が、人々の生命や安全に直結しやすいからです。信頼性の低い情報が上位表示されてしまうと、ユーザーのリスクが高まるため、Googleはより厳格にチェックしていると言えます。

この一環として知られているのが「YMYL(Your Money or Your Life)」という概念。医療や法律、金融など、ユーザーの人生に大きく影響を与えるトピックについては、より厳格な品質評価が行われます。したがって、クリニックは以下の点を重視しなければなりません。

  • 情報の正確性・最新性
  • 運営者や医師の専門性・権威性(E-A-T)
  • 実績や経験に基づく具体的な情報提供
  • ユーザーが安心できるサイト構造やデザイン

検索ユーザーのニーズを意識したキーワード選定

クリニックが扱う診療科は内科、外科、皮膚科、歯科など多岐にわたりますが、ユーザーが実際に検索する際には「症状名」「具体的な治療名」「エリア名」など、複合的なキーワードが使われるケースが多いです。たとえば、「池袋 内科 おすすめ」「新宿 皮膚科 ニキビ治療」「千葉 歯科 インプラント 口コミ」などの複合キーワードは、ユーザーの意図がより明確です。

クリニック側がSEOを行う際には、闇雲に人気の高いキーワードを狙うのではなく、地名や症状、治療法に関するキーワードを組み合わせ、患者さまの来院に直結するワードを優先的に狙うことが重要です。また、検索ボリュームだけでなく、検索意図(インテント)を分析したうえで、サイト内のコンテンツを充実させましょう。

E-A-T(専門性・権威性・信頼性)の意識

Googleがサイトを評価する指標として重要視しているのが「E-A-T(Expertise, Authoritativeness, Trustworthiness)」です。これは日本語で「専門性・権威性・信頼性」を意味します。とくに医療情報は、一般のユーザーには判断が難しい場合が多いため、信頼を担保する工夫が欠かせません。

専門性(Expertise)

クリニックの専門性を示すためには、医師の経歴や資格を明確に記載することが効果的です。医師のプロフィールページを作り、過去の実績や専門領域、学会での活動などを記載しましょう。また、症例に関する情報を掲載する際には、個人情報の取り扱いに注意しながら、専門的な知見を示すことが大切です。

権威性(Authoritativeness)

第三者からの評価やメディア掲載実績などがあれば、積極的に紹介するのも有効です。雑誌やテレビ、Webメディアでの取材歴があれば、しっかり記載し、権威性をアピールしましょう。また、学会や研究機関との連携実績があれば、それもプラスの評価につながります。

信頼性(Trustworthiness)

クリニックの場合、公式サイト上で明確な運営者情報を記載することが大前提です。所在地や電話番号だけでなく、実際の院内写真やスタッフ紹介を掲載することで、ユーザーが安心感を得られます。さらにプライバシーポリシーや問い合わせフォームの運用など、ユーザーとのコミュニケーション面も整備しておきましょう。

クリニックSEOで欠かせない具体的施策

SEOにおける大枠の考え方や注意点を確認したところで、より具体的な施策について解説していきます。ここで紹介する施策は、クリニックにとって必須ともいえるものです。段階的に取り組み、効果検証しながらブラッシュアップを続けましょう。

キーワード選定:地域名 × 診療科 × 症状・治療法

クリニックのWebサイトが最も意識すべきは「ローカルSEO」です。Googleの検索結果では、ユーザーが地名を含む検索を行った場合、近隣のクリニックや医院が優先的に表示される傾向があります。そこで「地域名 × 診療科 × 症状(治療法)」といった複合キーワードを軸にコンテンツを作成していきましょう。

たとえば、「〇〇市」「内科」「花粉症」「予約」など、患者さまの行動(予約・来院)に直結するキーワードを洗い出し、それぞれのページで最適なコンテンツを用意します。ここで重要なのは、単純な羅列ではなく、ユーザーが求める情報をわかりやすくまとめることです。

ローカルSEOの基礎とGoogleビジネスプロフィール

ローカルSEOを強化するうえで欠かせないのがGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)です。クリニックの情報を正しく登録し、営業時間や診療科目、写真などを充実させましょう。患者さまからの口コミへの返信も積極的に行い、クリニックの信頼性を高めることが大切です。

さらに、NAP情報(Name, Address, Phone number)を公式サイトと完全に一致させることも忘れずに。住所や電話番号の表記ゆれは、検索エンジンの混乱を招き、ローカル検索での評価を下げる原因となります。

コンテンツSEO:患者さまの疑問に答える記事を作る

コンテンツSEOとは、ユーザーが求める情報をわかりやすく提供することで、検索エンジンの評価を得る手法です。クリニックでは、以下のようなコンテンツが有効です。

  • 症状別・季節別の健康コラム
  • 治療法や検査方法の解説
  • クリニックで行っている専門治療の紹介
  • よくある質問(FAQ)の充実
  • 医師やスタッフが書くコラム・ブログ

特に、患者さまが来院前に気になる疑問や不安を解消できるような記事を用意すると、自然と検索エンジン経由で集客できるだけでなく、信頼性の向上にもつながります。医師の言葉で語られる専門的なコラムや、実例に基づく解説はE-A-Tの観点からも評価されやすいです。

お問い合わせ・予約導線の最適化

いくら検索順位が上がっても、問い合わせや予約に繋がらなければ意味がありません。コンテンツを充実させると同時に、サイトの各ページからスムーズに予約ページやお問い合わせフォームに誘導できるように工夫しましょう。具体的には以下のような施策が挙げられます。

  • ページ下部やサイドバーなど、わかりやすい位置にボタン配置
  • 電話番号のクリックでそのまま電話を発信できるリンク設定
  • 初診予約と再診予約を分けたフォームの用意
  • お知らせや緊急情報をトップページにわかりやすく表示

こうした導線設計はCVR(コンバージョン率)にも大きく影響します。SEO対策と並行して行うことで、アクセスを無駄にしないホームページ運用が可能になります。

技術的SEO:ページ表示速度やモバイル対応

医療系サイトは情報量が多くなりがちです。画像やPDF資料などを大量に載せてしまうと、ページ表示速度が遅くなる可能性があります。しかし表示速度が遅いと、ユーザーの離脱率が高まり、SEO評価にも悪影響を与えます。サイト全体のパフォーマンスを定期的にチェックし、画像を適切に圧縮したり、キャッシュを利用したりするなどして高速化を図りましょう。

また、スマートフォンやタブレットからのアクセスが増えていることを考慮し、モバイルフレンドリーなデザインも必須です。Googleのモバイルファーストインデックスに対応できるよう、レスポンシブデザインやモバイル版のUI改善を行うとよいでしょう。

医療広告ガイドラインに違反しないためのポイント

前述のとおり、クリニックが医療広告ガイドラインに抵触しないためには正確な情報提供が欠かせません。さらに言えば、クリニック側だけでなく、Web制作会社や外部ライターがサイトを運用・更新する場合にも、十分な理解が求められます。違反が疑われる表現や誇大広告と見なされるフレーズがないか、以下の観点でチェックしましょう。

誇大表現・虚偽表現を避ける

「驚異的な効果」「絶対に治る」などの断定的表現は、医療広告ガイドライン上もNGとされるケースが多いです。臨床データや公的な根拠がない場合は特に注意が必要となります。数字を使う際にも根拠となる資料を示すか、控えめな表現にとどめましょう。

ビフォーアフター写真の取り扱い

美容系クリニックや皮膚科など、ビフォーアフター写真で効果を示したい場合もあるでしょう。しかし、医療広告ガイドラインでは、写真の掲載には厳格なルールがあります。たとえば、施術前後の状態が明確に分かることや、同一人物であることを証明するための撮影条件の明記などが必要です。また、「あくまで一例であり、必ずしも同様の効果が得られるわけではない」旨の注意書きも必要となります。

実施していない治療法を掲載しない

検索流入を増やすために、まだ導入していない治療法や診療科目までサイトに掲載してしまうケースがあります。しかし、これは広告に該当する可能性が高く、患者さまの混乱やトラブルの原因にもなります。あくまで「現在クリニックで提供している治療だけ」を正確に掲載し、SEOのために過度な情報を盛り込みすぎないようにしましょう。

SEOを成功させる運用体制と継続的な改善

クリニックのSEO対策は、一度サイトを作って終わりではありません。検索エンジンのアルゴリズムは常にアップデートされる上に、医療情報も日々新しい知見が出てきます。継続的な情報更新と改善作業を行うための体制づくりが重要です。

定期的なデータ分析とレポーティング

SEOの成果を測定するために、以下の指標を定期的にチェックし、レポートとしてまとめる習慣をつけましょう。

  • 検索順位(主要キーワードごとに順位を確認)
  • オーガニック検索からの流入数
  • コンバージョン数(予約や問い合わせ件数など)
  • 直帰率・滞在時間などのユーザーエンゲージメント指標

これらのデータを分析することで、どの施策が効果的だったのか、改善が必要なページはどこかといった課題が明確になります。Googleアナリティクスやサーチコンソールを活用し、適切な施策を打ちましょう。

チーム内での情報共有とコンテンツ制作フロー

クリニックのスタッフや医師、Web担当者が連携をとり、どのようなコンテンツが必要かを明確にしておくことが大切です。月ごとや季節ごとのトピックを決め、執筆担当を割り振るなど、コンテンツ制作のフローを整備しておきましょう。

また、医師が直接記事を書く場合は執筆負担が大きくなるため、事前に構成や取材項目をまとめ、医師へのヒアリングを効率化するのもポイントです。専門家の言葉を記事に反映しながら、ライターやWeb担当者がわかりやすい日本語に落とし込むことで、信頼性と読みやすさを両立させられます。

よくある失敗事例と対処法

実際にSEO対策をしているクリニックでも、下記のような失敗に陥ることがあります。ここでは、いくつか典型的な例をあげながら、それぞれの対処法を考えてみましょう。

コンテンツが不足している・更新が止まっている

忙しさのあまり、コンテンツ制作が中断されてサイトがほとんど更新されないケースは珍しくありません。医療や健康に関する情報は常にアップデートされるため、更新が止まると検索エンジンの評価も徐々に下がる可能性があります。

  • 対処法:月に1〜2回は最低限の更新を行う。コラムの担当者を明確に決め、タスクを定期的に実施できるフローを作る。

過度なキーワードの詰め込みによるペナルティ

検索順位を上げようと、同じキーワードを大量に詰め込みすぎると、Googleからキーワードスタッフィング(不自然なキーワードの乱用)とみなされ、ペナルティを受ける可能性があります。結果的に検索順位が大きく下がり、元に戻すのも容易ではありません。

  • 対処法:適切なキーワード密度を意識しつつ、ユーザーが自然に読める文章を心がける。ページごとにメインのキーワードを絞り、他ページと重複しないようにする。

医療広告ガイドライン違反による指導・ペナルティ

ガイドラインを遵守していない表現をサイトに掲載してしまい、行政や関連団体から指導を受けるケースです。最悪の場合、信用を大きく損ねることにも繋がりかねません。SEO的にもサイト全体の評価が落ちる恐れがあります。

  • 対処法:サイト制作時と運用時にガイドラインを熟知した担当者がチェックする体制を作る。広告表現に当たる部分を定期的に見直し、必要に応じて修正する。

ドメイン・サイト移行時のリダイレクト設定ミス

クリニックの開業・移転やリブランドなどでドメインを変更する場合、適切なリダイレクト設定を行わないと、旧URLで培ってきたSEO効果が失われる恐れがあります。404エラーが増えるとユーザビリティの面からもマイナス評価になります。

  • 対処法:リダイレクト(301リダイレクト)を設定して、旧URLの評価を新URLに引き継ぐ。サイト移行後もサーチコンソールでクローラーのエラーをチェックし続け、問題を早期発見する。

まとめ:クリニックSEOは正確な情報提供と継続運用が鍵

クリニックがSEO対策を行ううえで、最も重要なことは「患者さまにとって信頼できる情報を、わかりやすく提供する」という姿勢です。医療分野は人の健康や命に関わる領域であるため、Googleを含む検索エンジンからの視点でも、その情報の質や信頼性は徹底的にチェックされます。ガイドライン順守はもちろんのこと、サイト訪問者の悩みや不安を解消するためのコンテンツ作り、そして継続的な更新こそが上位表示への近道です。

また、テクニカルな要素だけに注目するのではなく、クリニックのブランディングや経営戦略の一環としてWebサイト運営を考えることも欠かせません。実際に来院してもらうための問い合わせ導線や、口コミ・評判を高めるオンライン施策など、多角的な視点でサイトを改善していくことが大切です。

Acsport(アクスポート)によるクリニック向けWeb支援

私たちAcsport(アクスポート)は、中小企業や医療機関のWebサイト制作・SEO対策において「戦略的かつ手厚いサポート」を提供しています。クリニック特有のガイドライン遵守や情報の正確性を重視しながら、患者さまの集客やブランディングに直結するWebサイトを構築・運用いたします。

「クリニックのWebサイトを新しく立ち上げたい」「既存サイトのSEOを強化して集客したい」「ガイドラインに沿った安全なサイト運用をしたい」など、さまざまなお悩みに対応可能です。もしご興味がありましたら、ぜひ一度Acsportまでお問い合わせください。

おわりに

クリニックにとって、SEO対策を通じて検索エンジンで上位表示を目指すことは、来院数の増加だけではなく、適切な医療情報を地域や患者さまに届けることにもつながります。医療広告ガイドラインの遵守、ユーザーの検索意図を満たすコンテンツの作成、サイト表示速度やモバイル対応など、取り組むべき要素は多岐にわたりますが、これらを総合的に進めてこそ成果が期待できます。

本記事でご紹介したポイントを参考に、ぜひご自身のクリニックWebサイトを見直してみてください。継続的な運用と改善を繰り返すことで、検索エンジンでの評価も徐々に向上し、患者さまからの信頼度が高まることを実感できるはずです。

今後のWeb集客戦略を成功させるためにも、早めの対策を検討してみてください。Acsport(アクスポート)としても、クリニックの集客やブランディングに役立つ情報やサポートを積極的に提供してまいります。ご質問やご相談などがございましたら、いつでもお気軽にご連絡いただければ幸いです。

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